モンテッソーリ教育の大人の役割7選|子どもの能力を伸ばす関わり方
- 子どもの能力を伸ばしたい!親はどうすればいいの?
- モンテッソーリ教育を家で取り入れたい
- モンテッソーリ教育のやり方を知りたい
将棋の藤井聡太さんが受けていたことで注目を浴びているモンテッソーリ教育。他にも
- バラク・オバマ(元アメリカ大統領)
- ビル・ゲイツ(マイクロソフト創業者)
- マーク・ザッカーバーグ(Meta創業者)
- ジェフ・ベゾス(Amazon創業者)
- ラリー・ペイジとセルゲイ・プリン(Google創業者)
- ビヨンセ・ノウルズ(歌手)
- P・F・ドラッカー(経営学者)
など、様々な分野の著名人がモンテッソーリ教育を受けていた言われています。中田敦彦のYouTube大学など様々なメディアで注目されました。
モンテッソーリ教育のよさを見て、
モンテッソーリ教育を我が家でも取り入れたい!
と思いつつ…
モンテッソーリ教育ってやることが多いイメージ…全部できる気がしないわ
と尻込みしてしまう気持ちもありませんか?
私はおおざっぱだし、忙しいしで全部なんてできませんでした…
そこで今回の記事では、日常生活からモンテッソーリ教具や知育おもちゃを使ったお仕事など様々な子育てシーンで共通して使える基本の関わり方を7つ解説します!
この記事を読めば、子どもがどんな子に育つか脳科学の観点も踏まえて理解できますよ!
先に結論です。
- しのぶ(2児の母・3歳と0歳)
- 公認心理師(心理の国家資格)
- 教育分野に8年従事
- 自宅でモンテッソーリ教育とアドラー式子育て実践中
- アンドトイボックスで知育おもちゃをレンタル。モンテッソーリ教具の代わりに利用中
モンテッソーリ教育とは
モンテッソーリ教育と言えば、モンテッソーリ教具やモンテッソーリ教師が注目される傾向があります。
しかし本来のモンテッソーリ教育は、
モンテッソーリ教具がなくても、モンテッソーリ教師でなくても、誰でも利用できるマリア・モンテッソーリが教えてくれた「子どもの考え方・助け方」全般のこと
なのです。
モンテッソーリ教具は子どもを育成を助けてくれる道具に過ぎません。道具を与えるだけでなく、親が適切に関わって子どもの能力を伸ばすお手伝いをしましょう。
モンテッソーリ教育の目的
モンテッソーリ教育の目的は、次の通りです。
「自立していて、有能で、責任感と他人への思いやりがあり、生涯学び続ける姿勢を持った人間を育てる」こと
引用:日本モンテッソーリ教育綜合研究所
マリア・モンテッソーリはこの目的を達成するために、子どもたちを科学的に観察し、子どもの自立の力を育てる大人の接し方や教具の開発を行いました。
「子どもは自分を成長させる力もって生まれてくる」という「自己教育力」の存在がモンテッソーリ教育の前提です。
なので子どもは、教えられなくても立ったり、歩いたり、大人のまねをしたりと周りの環境を吸収して学びます。
下記で紹介する7つの関わり方は、子どもの自己教育力を存分に発揮させ、モンテッソーリ教育の目的を達成させる一助となってくれます。
モンテッソーリ教育の敏感期
子どもには、ある能力を伸ばしたがる旬の時期があります。何か特定のことに強い興味を持ち、集中して繰り返す行動が特徴です。
これを敏感期と言います。
どの能力をいつ伸ばしたくなるのかは、あらかじめプログラムされています。敏感期の種類と、どの敏感期がいつやってくるのかをまとめたのが次の表です。
敏感期には、はじまりと終わりがあります。旬の時期を逃さず、能力を伸ばす援助をしてあげましょう!
敏感期にある子どもは次で説明するステップを踏んで学ぶ傾向があります。
▶敏感期の詳細はこちら:【無料ダウンロード】モンテッソーリの敏感期一覧表|図解で簡単解説!
【モンテッソーリ式】子どもが能力を伸ばす5ステップ
子どもの成長を手助けするために、まずは子どもの能力の伸ばし方を理解しておきましょう。
【ステップ1】自分のやりたいことを選ぶ
子どもは自分で選ぶ力を持っています。
小さな赤ちゃんでも自分でおもちゃを選んで遊びますよね
子どもは自ら選んだことには、とても集中して取り組みます。上記の敏感期の説明でもあったように、成長のために本能が必要としている行動だからです。
「自分で選ぶ」ということはよりよい人生を生きる上でも重要な力です。人生は選択の連続。幼いうちから自分で選ぶ経験を積み重ねていけるよう見守りましょう。
【ステップ2】何度も繰り返してやる
自らやりたいことを選んだ子どもは、今度は何度も何度も繰り返して同じことをやります。
うちの息子はお風呂に入る度に、水を汲んだり移したりを延々とやっていました
子どもはこの間、試行錯誤をしています。その際、間違いに自分で気が付いて自分で修正できることが重要です。
自分で気付くことができる子は、どんな時でもその場にふさわしい行動が取れるように成長します。
ということは、親は間違えに気付いても教えちゃいけないの!?
その通り!親はなるべく見守りましょう。詳細は後ほど
【ステップ3】集中する
自分のやりたいことを選び、何度も繰り返している間、子どもは完全に没入している状態になります。
この没入状態が子どもの才能を引き出すのに必要な経験なんです!
没入する状態には入れないと、遊びが中途半端になり、次に説明する達成感や満足感を味わうことができなくなっていまいます。
なら、子どもの集中状態を邪魔しちゃダメね!でもほめたり、仕方なく途中で区切るのはいけないの?
ほめるのは一番最後に。途中で終わらせたい場合は、あと〇分など子どもと決めるといいですよ。
【ステップ4】やり抜いて達成感・充実感・喜びを味わう
自分で選んだ活動を集中してやり抜くと、子どもは「できた!」と達成感や充実感、喜びを味わうことができます。
この「できた体験」は脳が非常に喜びます。「できた体験」をすると、脳内ではドーパミンという脳内物質が出て快感を感じます。
脳は快感というご褒美をもらうと、もっとご褒美を得るために何度もその行動をするようになります。同じ行動を繰り返すと、脳内では神経細胞のつなぎ方が変わり、新しい神経回路が生まれます。
神経回路のつなぎ方が変わると次のような変化があります。
- 考え方が変わる
- 行動が変わる
- 喜びを満たしてくれる環境に適した行動を取るようになる
こうやって脳は高い学習能力を身に付けていきます。
子どもに声をかけるならこのタイミングで!やり切った喜びの表情を見せたら共感の言葉をかけるといいですよ!
【ステップ5】新しいことに挑戦する
一つの行動をやり遂げると、今度は別のおもちゃや課題に興味がわくようになります。
脳はご褒美を得た体験を踏み台にして、次の未知なるご褒美を求めて動き始めるのです。
以上の5つのステップを繰り返していくことで、前頭連合野が発達していきます。
前頭連合野は理性を司る部位で、人間を人間たらしめる脳です。自立した幸せな人生を送るのに欠かせない部位です。
前頭連合野が発達するとどんな子どもになるかは後述します。
【モンテッソーリ式】子どもを伸ばす親の7つの接し方
大人の役割は子どもが自己教育力を存分に発揮できるようにガイドをしていくことです。
上記の図は「モンテッソーリの三角形」と言います。親ができることは次の2点です。
- 環境を整えること
- 環境との関わり方を教えること
環境の整え方は次の記事で解説しています▶【狭い部屋でもできる】おうちモンテッソーリの部屋作りのポイント7つ
ここでは「環境とのかかわり方を教える」について詳しく解説します!
環境との関わり方を教える手法が次の7つです。
子どもを伸ばす親の7つの接し方
- 子どもを観察する
- 子どもに選ばせる
- 助けすぎないで待つ
- 自分で出来るように環境を整える
- 提示をする
- 適切な言葉がけをする
- 親自身が楽しむ
1.子どもを観察する
子どもが何をやりたがっているか観察して見つけましょう。子どもがやりたがっているということは、「能力を伸ばしたがっている」とモンテッソーリ教育では考えます。
観察のポイントは次の3つです。
- 静かにしている
- くり返し行っている
- 楽しんでいる
子どもが静かにしているときは「集中しているとき」です。上記で解説した通り、子どもは自分でやりたい活動を選ぶと没頭して何度もくり返してやります。
親の目から見たらいたずらに見えるかもしれません。しかし子どもからすると、自分の能力を伸ばすために必要な学習です。
危険なことでなければ
こら!何やってるの!ダメでしょ!
という前に子どもを少し観察してみて、
- どんなことを楽しんでいるか
- どんなことにつまづいているか
考えてみてください。
楽しんでいたら思いっきりできるように環境を整えてあげるとよいでしょう。楽しんでいるということは、その子の敏感期に活動がマッチしているということです。脳内ではドーパミンが出て快感を感じています。
つまづいていたら、つまづいている部分だけ取り出して「して見せて」あげましょう。子どもはできるようになりたいので、じーっと集中して見てくれます。
敏感期に適切に環境を整えてあげられると、その活動がどんどん上達していき、一生の宝になります。
ウチの息子は1~2歳ころコップのお茶を茶碗に移して遊んで、テーブルの上をびちゃびちゃにして遊んでいました~
いつもなら「ダメ!!」と叱っていたのですが、
もしかしたら「移す」動きがしたいのかも?
と思い、息子とお水で遊ぶ時はお風呂でやろうと約束。代わりにお風呂にコップを二つ用意してあげました。
すると息子はお風呂でひたすら水を移して遊ぶことを繰り返しました。3歳になった今ではこぼさず上手に水を差すことができるようになっています。
今思い返しても、あれが息子が能力を伸ばしたがっている姿だったんだなと思います!
2.子どもに選ばせる
親が選ぶのではなく、子どもが自ら選ぶことを重視しましょう。
「自分で選ぶ」ということは集中や長続きの出発点です。また自分で選んでいる感覚は脳の喜びにつながります。
確かに人に強制されたことって嫌だけど、自分で選んだはじめたことって楽しいわね!
3.助けすぎないで待つ
親はとにかく邪魔せず、見守りましょう!ほめ言葉もいりません。
子どもは本当に満足できたときは、活動の終わりを自分で決めることができます。しかし、やり切ったと満足する前に親が中断させてしまうと、子どもの心に不満が残ります。
わかるー!うちの子は、遊びの途中でやめさせようとするとすごい怒るの!
でも子どもが困っているときも声を掛けちゃダメなの?
すぐには声をかけず、しばらく様子を見ましょう!
子どもは自分で問題を解決する力を持っています。まずは試行錯誤して自分なりに解決しようとする姿勢を見守りましょう。
手を貸すのにおすすめのタイミングは
- 子どもが助けを求めてきた
- 子どもに「お助けしようか?」と聞いて「うん」と返ってきた
ときです。手を貸す時は提示をする、最低限の部分だけ教えるといいですよ。
親が待つことができると、子どもも待てる子になります。待てる子は
- 心が広い
- 許すことができる
という特徴があります。
寛大な心は成功者に多いと言われていますよ
寛大な心の成功者は、穏やかで人を許すことができ、嫌なことがあっても切り替えが速いそうです。我が子もこんな子に育ってほしいですよね。
4.自分でできるように環境を整える
子どもが活動を自分で選んで思う存分できるように環境を整えましょう。
環境の整え方
- 安全を確保する
- 気に入ったおもちゃは見せる収納をする
- いつも同じ場所を片付ける
- いつでも何度でも遊べるようにしておく
環境の整え方の詳細は次の記事で▶【狭い部屋でもできる】おうちモンテッソーリの部屋作りのポイント7つ
5.提示をする(ゆっくり見せる)
子どもに環境とのかかわり方を教える直接の手法が「提示」です。
提示とはずばり「ゆっくり見せること」
提示の仕方
- 「見ていてね」…ゆっくり見せる
- 「待っていてね」…子どもが途中でやりたがったら。最後まで見せよう
- 「もう一度やるから見ててね」…子どもがやってみて上手くいかなかったら
- 「やってみる?」…尋ねてみよう。嫌と言ったらまた今度
提示をする際のポイントは以下の通りです。
提示のポイント
- 8倍スローで見せる
- ハッキリ見せる
- 順序だてて見せる
- 黙って見せる
- 一つの動作に絞って見せる
- 同じ向きで見せる
とにかく「ゆっくり見せる」ことを意識していくといいですよ!
言葉で説明しなくていいの?
言葉で説明したいときは最後にしましょう
提示をすると脳内のミラーニューロンが活性化します。ミラーニューロンとは、自分が動いていなくても、他者の動きを見ているだけで反応する脳神経の一つです。
ミラーニューロンのおかげで人間は「見て学ぶ」ことができます。子どものミラーニューロンを存分に働かせて学んでもらいましょう。
また提示をすると、ワーキングメモリも働きます。ワーキングメモリとは何かしようとする時に必要な情報を一時的に貯めておく場所です。
子どもは出来ないのではなく、やり方がわからないだけです。「して見せること」を徹底することで、細部までじっくり見る習慣がつきます。
6.適切な言葉がけをする
- 間違いを訂正しない
- 結果だけでなくプロセスを見る
間違いは訂正しないようにします。モンテッソーリ教育では、子どもは自ら間違いに気付き自分で修正する力があると考えます。
物事を正しいやり方で行うより、失敗して自分で考えることの方が大事なのです。自分で考える習慣がつくと、
- 自分でやり直す
- 大人に自ら質問する
- 自信が持てる
- 自分の頭で考えて自主的に行動できるようになる
- 問題解決能力が身につく
などたくさんのメリットがあります。
一方大人が前のめりで間違いを正すのが習慣になってしまうと、次のようなデメリットがあります。
- 子どもの自尊心が傷つく
- 自分が間違えていると気付いていないので、何度も同じ間違いを繰り返す
じゃあ子どもが間違えた時はどんな声掛けをすればいいの?
「できたね」と事実を認めてあげるといいですよ
まずは間違えているという事実より、子どもなりに頑張ったプロセスを認めてあげてください。
- どうしてそう思ったのか
- どうしてそういう行動を取ったのか
このような言葉で子どもがどんなことを考えていたのか、よく話を聞きましょう。
よく話を聞くと、子どもなりに色々考えていて、とてもおもしろいですよ
子どもが「教えて」って来たときは教えていいの?
その場合は教えてOKです!
次のようなときに教えることはOKです。
- 子どもが尋ねてきたときに教える
- 子どもに「手伝おうか?」「教えようか?」と尋ねてOKが出たら教える
教えるときは、子どもができない部分だけピンポイントで教えます。
適切な言葉がけは子どものやる気を引き出し、能力を伸ばしてくれます。
7.親自身が楽しむ
まずは親自身が楽しみましょう!子どもは親の心の動きに敏感です。楽しい気持ちもイライラの気持ちも子どもに伝わります。
一生懸命モンテッソーリ教育を取り入れようとすると、思うようにいかなくてイライラしてしまうことがあります…
実はこれ、お家でモンテッソーリ教育を取り入れて頑張っている人のあるあるです。「子どものため」がイライラのもとになってしまうことがあります。
- 気持ちに余裕がないときはさぼっていい
- 罪悪感を感じなくてよい
こんな気持ちが大切です。子どもと過ごすのを心から楽しむことに焦点を当てましょう!
▶関連記事:【準備中】[モンテッソーリ式]子どもの才能をつぶす親のNG行動5選
モンテッソーリ式で育った子はどんな子に育つのか
モンテッソーリ教育を受けてきた子どもたちには、どんな特徴があるのか?次の書籍にたくさん書いてあったので、ぎゅぎゅっと絞ってまとめました。
人格面
- 判断力があり、自分の責任で行動できる
- 善悪の判断ができる
- 何でも意欲的、積極的、前向きに取り組める
- 目標や計画を立てて行動できる
- 自分で決めたことを最後までやり遂げられる
- 集中力がある
生活面
- 規則正しい生活リズムを送れる
- 効率や段取りがよく行動できる
- 礼儀正しい
人間関係面
- 人の立場を考え、思いやりある行動ができる
- 積極的に友達を作れる
- 誰とでも協力できる。が、群れて行動するのではなく1人でも平気。
- 友達を注意できるし、自分も注意されれば素直に認めることができる
- 人を責めず、人の長所を見つけて褒めたり、人の成功を喜んだりできる
学習・能力面
- 授業を集中して聞き、理解することができる
- 興味を持ったものに意欲的に取り組める
- 問題解決能力がある
- 文章を書いたり、本を読んだりすることが好き
- 理解と習得が速い
その他
- 小学校高学年ころから自立が目立ってくる
- 先生から頼りにされる
- 自分の進路を自分で決め、実現のための取り組みができる
- 好きなお稽古やクラブ活動と受験勉強などを両立して頑張る
誰もが上記のような特徴をすべて持っているわけではありません。しかしモンテッソーリ教育を受けて成長した人々の記録には上記のような特徴が共通して記述されています。
こんな子に育ってくれたらうれしいですよね!
モンテッソーリ教具で子どもの能力を伸ばそう
効率的に子どもの力を伸ばすには、モンテッソーリ教具がおすすめです。
モンテッソーリ教具とは、モンテッソーリ教育の目的を達成するために、マリア・モンテッソーリが開発したものです。
おもちゃとどう違うの?
おもちゃは子どもが楽しむことが目的、教具は子どもの成長の援助が目的となっています
モンテッソーリ教具は市販の物を買うと非常に高額です。
安くて5000円、1万円を超えるものがほとんどです
とても買いそろえることはできませんよね。代わりに我が家では手作り教具にはまったこともありました。
しかし、すぐに壊れる、散らかる、作成や修理に手が回らないで挫折しました…
そこで、教具と同じ遊びができる知育おもちゃで代用することを思いつきました!さらに
- 増えるおもちゃの管理の手間を省く
- 購入の手間を省く
- 購入するより格安でそろえる
ために、レンタルおもちゃサービスを利用することに。
これが大正解でした!!忙しい親にとって大助かりです!
どんなおもちゃを選べばいいの?
次の記事を参考にしてください。教具に代用できるおもちゃの選び方やおすすめの知育おもちゃを紹介しています。
どこのレンタルおもちゃサービスがいいの?
断然And TOYBOX(アンドトイボックス)です!アンドトイボックスのプレミアムコースは、自分が納得するまで届くおもちゃの組み合わせをリクエストができます。
自分で選んでおもちゃをレンタルしたい人にはぴったりのサービスです。一方他社では希望が通らないことがあります。
おもちゃを買う手間、増えたおもちゃを管理する手間を省いて、楽してモンテッソーリ教育しちゃいましょう!
▶アンドトイボックスの詳細はこちら:【全部解決】アンドトイボックスってどんなサービス?口コミも気になる人へ
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モンテッソーリ式 大人の役割7選|まとめ
この記事では、子どもの能力を伸ばすモンテッソーリ教育における大人の役割を7つ紹介しました。
モンテッソーリ教育とは?
- イタリアの女性医師・教育家のマリア・モンテッソーリが提唱した教育法
- モンテッソーリ教育の真髄は、モンテッソーリ教師やモンテッソーリ教具ではなく、誰でも利用できるマリア・モンテッソーリが教えてくれた「子どもの考え方・助け方」である
- モンテッソーリ教育の目的は「自立していて、有能で、責任感と他人への思いやりがあり、生涯学び続ける姿勢を持った人間を育てる」こと
子どもを助けるためには、子どもへの理解が重要です。知っておくべきことは敏感期と子どもが能力を伸ばすステップです。
敏感期とは?
- ある能力を伸ばしたがる旬の時期
子どもが能力を伸ばす5ステップ
- 自分のやりたいことを選ぶ
- 何度も繰り返してやる
- 集中する
- やり抜いて達成感・充実感・喜びを味わう
- 新しいことに挑戦する
親は子どもが上記の5ステップを踏むことを助けます。そのために次の7つを意識しましょう!
子どもを伸ばす親の7つの接し方
- 子どもを観察する
- 子どもに選ばせる
- 助けすぎないで待つ
- 自分で出来るように環境を整える
- 提示をする
- 適切な言葉がけをする
- 親自身が楽しむ
親がこんな接し方をしていくと、子どもはどんな成長をするのか気になりますよね。
この書籍を参考にまとめました。
人格面
- 判断力があり、自分の責任で行動できる
- 善悪の判断ができる
- 何でも意欲的、積極的、前向きに取り組める
- 目標や計画を立てて行動できる
- 自分で決めたことを最後までやり遂げられる
- 集中力がある
生活面
- 規則正しい生活リズムを送れる
- 効率や段取りがよく行動できる
- 礼儀正しい
人間関係面
- 人の立場を考え、思いやりある行動ができる
- 積極的に友達を作れる
- 誰とでも協力できる。が、群れて行動するのではなく1人でも平気。
- 友達を注意できるし、自分も注意されれば素直に認めることができる
- 人を責めず、人の長所を見つけて褒めたり、人の成功を喜んだりできる
学習・能力面
- 授業を集中して聞き、理解することができる
- 興味を持ったものに意欲的に取り組める
- 問題解決能力がある
- 文章を書いたり、本を読んだりすることが好き
- 理解と習得が速い
その他
- 小学校高学年ころから自立が目立ってくる
- 先生から頼りにされる
- 自分の進路を自分で決め、実現のための取り組みができる
- 好きなお稽古やクラブ活動と受験勉強などを両立して頑張る
こんな子に育ってくれたらうれしいですよね!
効率的にモンテッソーリ教育を取り入れるには、モンテッソーリ教具の利用がおすすめです。しかし高額なのが難点…そこで次の方法をおすすめします!
- 知育おもちゃで代用
- おもちゃはレンタルおもちゃサービスで用意
- 低価格でモンテッソーリ教具と同じ遊びができるおもちゃが用意できる
- レンタルなのでおもちゃが増えず管理が楽
- 自分でおもちゃを買いに行く手間がない
おすすめのレンタルおもちゃサービスはAnd TOYBOX(アンドトイボックス)です。自分で選んでおもちゃをレンタルしたい人にはぴったりのサービスです。
▶アンドトイボックスの詳細を読む:【全部解決】アンドトイボックスってどんなサービス?口コミも気になる人へ
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おもちゃの選び方やおすすめの知育おもちゃは次の記事を参考にしてください。
以上、参考になれば幸いです!